【速報】AirPods 5発表、次世代のオープンイヤー型ANCイヤホン
Appleは9月10日(日本時間)、新製品発表イベント「おはよう世界。」で最新のスタンダードイヤホン「AirPods 5」を発表した。この記事では、その発表内容とこのAirPodsの特徴を、前世代となるAirPods 4と比べながらまとめる。
デザイン
デザインは先代のAirPods 4で変更された形状とほとんど差異がない。2024年に発売されたAirPods 4では、本体形状が刷新されフィット感が向上し、さらにケースサイズも10%以上小型化されていた。このAirPods 5もそのデザインを踏襲し、見た目ではほとんど区別がつかない。

AirPods 4はスタンダードモデルとして初めてアクティブノイズキャンセリング(以下ANC)を搭載したことが特徴だった。オープン型としてANCが搭載されているイヤホンは珍しく、イヤーチップが耳に合わない筆者にとっては待望の新モデルだ。
ANC性能の向上
再設計されたマルチポート音響アーキテクチャと、次世代のアクティブイコライゼーションによりANC性能が大幅に向上したことが今回の最大の特徴だ。

先代のAirPods 4ではAirPods Pro 1と同等レベルのANC性能であるとしていたが、代を経るごとに進化してきた最新のProモデルであるAirPods Pro 3とは4倍の差があると謳っている。このAirPods 5は、イヤーチップのあるAirPods Pro 3にこそ劣るもののAirPods 4からは1.5倍、AirPods Pro 2ともあまり遜色のないANC性能があるとAppleは説明している。

2モデル構成
AirPods 4では、ANCの有無により上位モデルと下位モデルを区別していた。それが、今回のAirPods 5では下位モデルにもANCが搭載され、そこによる差異がなくなった。
しかし、上位モデルが無くなったかと言えばそうではなく、上位モデルには追加で機能が増えた。ステムをスワイプすることで音量が調整できたり、バッテリーを新技術のものにすることで筐体そのままに1.25倍のバッテリー持続時間を実現したりと、上位モデルはよりProに近づくことになった。

また、AirPods 4の上位モデル限定機能であったApple Watch ChargerまたはQiによるワイヤレス充電、ケースに内蔵された「探す」用のスピーカーなど、まだ下位モデルには降りてきていない機能もある。
バッテリー
特に、ANCオンでの持続時間はAirPods Pro 3が8時間とAirPods 4に倍の差をつけていたため、ここが5時間と差が縮まったことは大きい。実際、筆者もAirPods 4を愛用してきたが、バッテリー持ちについては不満のある場面も多かったため非常に嬉しいアップデートだ。

耐久性
このAirPods 5は、耐久性が向上したことも訴求している。AirPods 4ではIP54等級だった防塵耐水性能はIP57等級とより水にも強くなり、雨の環境下などより安心して使えるようになる。
Proとの差
ここまで文章を書いてくると、かなりAirPods Pro 3に肉薄している印象持つが、当然ProにはProしかない機能がある。最後にそれを紹介する。
まずは聴覚の健康に関する機能だ。AirPods Pro 2以降に搭載されているこの機能は、補聴器のように利用することができ、気軽にヒアリングの補助ができる。またこれに関連して自分の聴覚に異常がないかを確認するヒアリングチェックもPro検定の機能だ。
また、AirPodsをなくした際に、ありかを確認するための超広帯域チップ(UWB)を搭載しているのはAirPods Proのみだ。これによって、AirTagと似たようにiPhone上に表示されている矢印と距離の数字から探すことができる。

最後に、心拍数センサーだ。Appleのイヤホンとしては、AirPods Pro 3とPowerbeats Pro 2にのみ搭載されているこのセンサーのおかげで、Apple WatchがなくてもiPhoneとAirPodsのみでワークアウトを測定することができる。

価格と発売日
下位モデルは23,800円。AirPods 4の下位モデルと同じ金額であるが、前作では上位モデルにのみ搭載されていた。ANCが搭載されたと言う点で、この価格の価値は上がっただろう。そして、上位モデルが27,800円と、AirPods 4の7月値上げ以降の価格から比べると値下げとなった。米国価格でも30ドル下がっており、ワイヤレス充電やステムでの音量調整などフル機能を使いたい人には非常に朗報だ。

予約注文はすでに開始しており、発売日は9月18日。今回発表されたiPhoneなどの他製品と同じ日に発売となる。
総括
このAirPodsが発表された際に、イヤーチップがないタイプのAirPodsを好む人が多く、そこに向けて新しいモデルを発表したと説明していたことが印象的だった。特に筆者はこのイヤーチップが苦手なタイプであるため、とてもうれしいアップデートだった。また、下位モデル上位モデル問わずANCが使えるようになった点も非常に大きい。どのモデルを買っても、AirPodsはANCが使えると言うのは人に進める上でもかなり重要だ。

もちろん筆者はこの上位モデルを購入したため、発売日以降テレビューを投稿する予定だ。続報も楽しみにしていただければと思う。
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