APPLE WATCH

【アプリ】Apple Watchで体力残量を見える化する

【アプリ】Apple Watchで体力残量を見える化する

Garminのスマートウォッチには、「Body Battery」という機能があります。

睡眠、ストレス、心拍変動、活動量などをもとに、その日の体力残量をバッテリーのような数値で示してくれる機能です。スマートフォンの電池残量を見るように、自分のコンディションを確認できるわけです。

これ、かなりうらやましい。

Apple Watchにも心拍数、睡眠、心拍変動、呼吸数、活動量などのデータはあります。watchOSにはバイタルを確認できる純正機能もありますが、GarminのBody Batteryのように「今の体力残量」をひと目で出してくれる機能とは少し違います。

そこで、Apple Watchのヘルスケアデータを使って、体力残量に近いものを数値化できるアプリを探してみました。

今回試したのは、以下の3つです。

・BodyState

・PeakWatch

・Bevel

Apple Watchで体力残量を見るアプリ

この手のアプリは、Apple Watchで取得したデータをもとに、睡眠の質、回復具合、日中の負荷、ストレス傾向などをまとめて表示します。

ただし、あくまで「健康データをもとにした目安」です。医療機器ではありませんし、数値が低いから絶対に休むべき、高いから無理していい、という話でもありません。

体感とデータのズレを見るための補助線として使うのが、ちょうどいい距離感だと思います。

BodyState

まず試したのが、BodyStateです。

BodyState

BodyStateは、Apple Watchのデータをもとに、身体とメンタルの状態をバッテリーのように表示するアプリです。

画面はシンプルで、エネルギー残量を見たいだけなら、このくらい割り切っている方が使いやすいと感じました。睡眠や心拍変動、安静時心拍数、直近の運動負荷などをもとにスコアを出してくれるため、「今日はなんとなく重い」のような感覚を数字で見られます。

良いところは、見た瞬間にわかること。いろいろなグラフを読みにいかなくても、今の状態をざっくり把握できます。

一方で、初期設定やデータ取得まわりは、人によって少しつまずくかもしれません。私の環境では、最初の設定がややスムーズに進みませんでした。

無料でどこまで使えるか、スコアの出方が自分の体感と合うかは、実際に数日使って判断するのがよさそうです。

PeakWatch

次に試したのが、PeakWatchです。

PeakWatch

PeakWatchは、今回試した中では情報量の多いアプリです。

回復、身体エネルギー、睡眠、ストレス、トレーニング負荷などをまとめて確認できます。Apple Watchで取れるデータを、アスリート寄りの文脈で整理してくれるアプリという印象です。

UIは見やすく、使っていて楽しいです。単に数字を並べるだけではなく、「今日はどこまで運動してよさそうか」「負荷が溜まっているのか」といった判断に寄せて表示してくれます。

このあたりは、ただ体力残量を見たいだけの人には少し情報過多かもしれません。逆に、ランニングや筋トレをしていて、Apple Watchのデータをもっと深く読みたい人には向いています。

ただし、有料機能を使う前提で見ると、料金はそれなりに重いです。Apple Watchのデータを活かすために月額課金が増える点は、人によっては引っかかるところだと思います。

「GarminのBody Batteryっぽいものを軽く見たい」だけなら、PeakWatchは少し本格派です。運動や睡眠改善まで含めて使いたい人向けだと思います。

Bevel

最後に試したのが、Bevelです。

Bevel

Bevelは、体力残量だけでなく、睡眠、回復、負荷、ストレス、食事、筋力トレーニング、ジャーナルなどをまとめて扱う総合型のヘルスケアアプリです。

いちばん印象に残るのは、見た目の完成度です。ニューモーフィズム系の立体感あるUIで、見た目も整っています。

Bevelにも、体力残量に近い「エネルギーバンク」系の考え方があります。回復、睡眠、負荷、ストレスなどをまとめて、身体のエネルギーがどう増減しているかを見せる仕組みです。

また、ジャーナル機能も面白いです。水分、日光、スクリーン時間などの習慣を記録し、それが睡眠や回復にどう影響しているかを見る方向に寄せています。

ただ、機能が多いぶん、最初は少し複雑です。体力残量を見たいだけで開くと、「あれ、私は健康管理アプリを使っているのか、人生を管理されているのか」となります。

このアプリの一番強いところは、AI以外の有料機能が2026年1月に全開放されたことです。

この機能開放により、健康管理を1つのアプリにまとめたい人にはおすすめしやすくなりました。

私が選んだアプリ

私自身は、最終的にBevelを使っています。

理由は、Body Batteryに近いスコアだと感じたことと、なにより無料でAI以外の全機能が使える点です。また、データをただ保存して終わりにせず、「今日どう動くか」の判断材料に変えてくれるのが気に入りました。

少し体力残量を見たいだけなら、まずはBodyStateのようなシンプルなアプリから試すのがよいと思います。トレーニングや睡眠改善まで含めて見たいならPeakWatch、健康管理をまとめて扱いたいならBevel、という分け方がわかりやすいです。

数字は便利、でも信じすぎない

Apple Watchのデータを使うと、自分の体調を細かく見える化できます。

特に、体力残量に近い数字があると、「今日はまだ動ける」「今日はもう無理しない方がいい」と判断しやすくなります。

とはいえ、こうしたスコアはあくまで目安です。

Apple Watchが拾えるのは、心拍数や睡眠などのデータであって、仕事のストレス、人間関係、気分、食事の内容、季節の変化まですべて正確に理解しているわけではありません。

数字を見ることで、自分の体感を無視するのではなく、むしろ体感を言語化しやすくなる、そのくらいの距離感で使うのがちょうどいいと思います。

hamu3nd

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