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M6搭載Mac miniが登場。Mac StudioもM5 Max/M5 Ultraに刷新

Mac mini とMac Studioが並んでいる様子

8月25日、Appleは新しいデスクトップMacのラインナップとして新型のMac miniとMac Studioを発表した。新世代チップを搭載し、AI需要に応える形のアップデートとなった印象を受ける。

Mac mini

Apple Mac mini hero 260825 big.jpg.large 2x

Mac miniは、2024年10月に前作が発売されて以来2年ぶりのアップデートとなった。
当時は筐体が更新されより小さなボディとなったが、今回はその筐体を継承して内部のチップがアップデートされた形だ。

ベースモデルに搭載されているスタンダードのMチップはM4からM6と2世代ジャンプアップし、CPUは10コアから12コアとなった。高効率コア6コアはそのままに、最も性能の高いスーパーコアが2コア減らされた代わりに中間層の高性能コアが4コア新たに搭載され、CPUのコア数合計は増した。また、GPUについてもコア数が10コアから12コアとなり、Dynamic Cachingが更新版となったほか、レイトレーシングも最新世代が搭載された。

Appleは、これにより最大4倍高速なAIパフォーマンス、2倍高速なストレージとグラフィックス、40%高速なCPUパフォーマンスを提供できるとしている。

上位モデルに搭載されたM5 Proチップは今年3月に発表されたMacBook Proにすでに搭載されたもので、6コアのスーパーコアと12コアの高性能コアからなる18コアCPUと20コアGPUを搭載する。搭載できるメモリ容量は最大64GBで、メモリの帯域幅は307GB/sだ。

Apple M6 and M5 Ultra hero

いずれのMac miniもWi-Fi 7とBluetooth 6に加えてアップグレードされた2.5Gbイーサネットをデフォルトで備える。

Apple Mac mini rear ports 260825 big.jpg.large 2x

M6搭載モデルは149,800円から、M5 Pro搭載モデルは299,800円からで、それぞれ最大32GBと64GBのユニファイドメモリ、最大2TBと8TBのストレージを備える。

 Mac Studio

Mac Studioは2022年に発売されて以来筐体を継承し続けているハイエンドデスクトップMacで、今年3月にMac Proが廃盤になってからはMacラインナップの中で最上位の性能を誇っていた。今回はそのアップグレード版で、筐体そのままに新世代チップが搭載された。

Apple Mac Studio hero 260825 big.jpg.large 2x

従来M4 Maxが搭載されていたモデルはM5 Maxに、M3 Ultraが搭載されていたモデルはM5 Ultraに、それぞれM5世代へと更新された。

M5 Maxチップは前述のM5 Proと同様MacBook Proですでに搭載されているチップで、CPUはM4 Proと同じ18コアCPUな一方GPUは32コアまたは40コア、メモリの最大搭載容量は128GBとなった。

Apple M5 Max and M5 Ultra 260825 big.jpg.large 2x

そして、今回発表されたのが上位モデルに搭載されるM5 Ultraチップだ。Ultraチップに関してはM4世代がスキップされた形で、一気に2世代分新しくなった。CPUについては、12コアのスーパーコアと24コアの高性能コアが搭載されている。M3 Ultraでは24コアの高性能コアと8コアの高効率コアであったため、高効率コアがなくなり、さらに高負荷作業に適したスーパーコアが12コアも新しく搭載された、と言う格好だ。また、GPUコア数に関しては最大80コアで変わっていないものの、各コアにNeural Acceleratorが搭載されたことでAI処理性能が向上。ダイナミックキャッシングは第1世代から第2世代、レイトレーシングは第1世代から第3世代と、それぞれ更新されている。
Apple公称値では通常グラフィックスが最大40%高速に、AI向けピークGPU演算が最大4.5倍高速になったとしている。メモリの帯域幅も819GB/sから1.2TB/sに高速化し、全てを更新した新世代チップという形だろう。

Apple Mac Studio DaVinci Resolve Studio Houdini and Maxon Redshift 260825 big.jpg.large 2x

M5 Max搭載モデルは419,800円から、M5 Ultra搭載モデルは949,800円からで、それぞれ最大128GBと512GBのユニファイドメモリ、最大8TB/16TBのストレージを搭載する。

前述した512GBユニファイドメモリ搭載モデルを除いていずれのMacも発売は9月22日、予約はすでに開始している。

総括

8月末日でT.クックCEOからJ.ターナス次期CEOにバトンタッチすると発表されており、この新しいMacはクック政権最後の新製品となるだろう。
クック政権では最後にこのDRAMの価格上昇と供給不足という課題に直面したが、その中でもまず発表できたというところが大きい。発売は9月22日であるためおそらく次期macOS 27 Golden Gateの登場以降となるだろう。新しいOSと新しい時代を切り拓くこのMacに期待を寄せたい。

Nao

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